FUKAGAWA2
と言うことで、昨日の続き
実寸大での江戸時代生活模様再現をみて、様々な疑問と好奇心がスパークした私
学芸員のおねぇさん、細かすぎて答えられず
ちょっと待っててねって言われて、
あちゃー、すいません色々聞いちゃったから
って思っていたら
「ニコニコした顔の何でも聞いてよハハ!!」(はは、はイメージ)
って感じの眼鏡をかけたおじ様登場!!
おお!!登場から「素敵などや顔!」これは期待できるじゃないですか!!
博士「さぁ何でも聞いて!」
私「ありがとうございます!!」(以下内容はアバウトな私の記憶なのであしからず)
釜の近くに神社のお札とお寺のお札が・・・
それはね!「江戸時代には木造の建物が隣り合って沢山建っているから、一番怖いのが火事な訳、一度火事が起きると燃え移ってしまうし、今みたいな消防設備はないから建物を壊して消すでしょだから、長屋の釜の周りには、必ず火のお札と、そして神棚には別にお札をまつるの。」
ほーー!!!納得ーー!!!
続いて。。。
草履のサイズの疑問は、、
それはね!「海辺で働く人達はね、水場の仕事だから足元が滑りやすいわけ、それで使われていたのが足の三分の一位の大きさ主につま先だけの草履。これで滑らずに歩けるんですねぇ」
ほーーー!!納得ーーー!!!
続いて。。。夏なのに冷や水売りって?氷もないのに?
先生「いい所目をつけたねぁいい質問だ!!」
それはね!「冷房施設もない時代、甘い事が冷たいと感じるとされてて、水に甘みをつけて売っていたんですね。もちろん井戸の下のほうの冷たい水を使ってる人もいるだろうけど、例えば水分が多く甘みのあるスイカを食べて人々は熱さをしのいでいたのでそのような感覚があって、あの絵が描かれているわけです。」
ほーーー!!ほーー!!!確かに!スイカ食べてる人も描かれれいる!!
「そしてね、このあたり(深川)は当時埋め立てられて作られた場所だから、井戸を掘っても塩水しかでなかったわけ、だから飲み水は家の入り口に大きな瓶を置いてその中に水道からくんできたり水売りから水を買ってその水を入れて使っていたわけですね。」
あ!!だからこの井戸の周りに貝殻が!!
先生「そうそう、海だった所だから貝とかでてくるのね」
あ!!うちの実家の井戸掘ったときも貝出てきました!昔海だったからって言ってた!!すごーーい!!!
って!え!!まって!水道があったの!!??
「そう、実は水道橋ってあるでしょ駅がね、それは当時水を運ぶ道があってそういう名前がついたんだよ~」
きゃーーーー!!!すごいいーーー!!!
「そしてね、当時氷はあるはず無いって言ってたけど、氷はあったの、
冬の間に富士山の方の氷を地下に埋めておいて、夏に取り出して、殿様に献上するわけ!
で、大名とか偉い人は殿様からおすそ分けしてもらえたりするんだけど、もう彼らの手に届くときにはほぼ泥水。
でも殿様から頂いたありがたいものなので粗末にはできなかったんだって」
私「まーーーーじーーーー!!!」
「いやぁさすが先生(勝手に先生と呼ぶ)楽しいです!」
先生「いやぁこんな若い子がどんどんいい質問するから珍しいし楽しかったよ!今日は一人できたの?」
ってな感じでそこから、今日来た経緯、学校の様子、やがて先生がどうしてこの資料館で働いているかとか、昔は大学を卒業して発掘作業ばっかりやってたとか、結婚してから色々考えたとか、遺跡と化石は違うとか、上司が私と同じ大学だとか、なんか私の人生相談とか笑ついつい長い時間沢山話しました!!!
今思い出しても楽しかったなぁ。
当時髪もオレンジ系だったし、ピンクのシャツに花柄のスカートで登場したから、学芸員のおじさん的に意外だったようで凄く色々話してくれました笑
あ、あと、長屋の質問もしたら、「いい質問するねぇ」つって、色々教えてくれました!
長屋の話はまたそのうち、ホントにいい方だった、元気にしてるかな、今もいるかな?深川江戸前資料館また行こうとおもいます
みなさんも足を運んでみてはいかがですか?