感じ方

今回の地震で感じた事は沢山あるけど、まず、近所の仲良しのおじさんの所に発電機があるから充電にきな！って言ってくれた後、携帯の充電だけ少しさせてもらおうとした時、家にあったりんごをもってったんだけど、なんか凄く悪いなって気持ちになった。なんともいえない感じだった。戦時中に疎開した先でご飯を食べる子供の気持ちが少しだけ分かった。（勿論戦争とは比べ物にならないけれども例えるならばそんな気持ち）自分達で何とかしなければって益々思った。

 

逆に、電気が復旧して、モーターが直って、地下水が少しでるようになった時、近所の人何家族かと友人と順番にお風呂に入ってって呼んだ時、近所の子供に家にあったココアをお湯で溶いて出してあげたら、二人とも遠慮して飲んでくれなかった。

 

食料も貴重な時にと、小１と小４の男の子が、遠慮して飲まなかった。

 

ココアはそんなに沢山なかったけど、子供には少しでも笑顔で居てほしいから、どうしても飲んでもらいたかった。

 

ココアの缶を見せて「ほら！まだまだあるから大丈夫！！」って言ったら「お兄ちゃんホントは甘いの大好きだよね～」って言いながら飲んでくれた！！うれしかった！

 

私もこの子達も、この年でこの場所でこう感じたこと、しっかり考えて忘れてはならないと思った。