地震と水

 
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神社の被害状況を確認し、お隣のおばーちゃんやおじさんおばさんの安否を確認し、寒くなる前に車の中に必要なものを移動。
 
姉とモモと姪っ子を車に乗せて、布団と奇跡的にも買い置きしてあった水と、防寒着、動きやすい靴と食料、ビニール袋とティッシュペーパー、おじいちゃんとおばあちゃんの位牌カメラと懐中電灯をもって車の中へ。
 
地震後、神社の駐車場には車で非難してくる人が多数。怖くて家には居られないんだろうな、、
 
途中隣のおじさんが来てくれて、緊急車両が通れるように、神社の吹っ飛んだ石達をできるだけ端に寄せに行った。
 
しばらくして近所の仲良くしてるおじさんが、「発電機あるから皆家来い!皆帰ってくるまでうちにいな温かいから!」って言いにきてくれた。
 
うれしかった。ありがとほんとにありがとう。
 
その時は行くね、ありがとう!
 
夕方にもなると、あっと間に冷え込んで、真っ暗になるから、今すぐにでもおじさん所い行きたかったけど、大事なモモが居るから、車の中に居ようって決めて、姉と姪っ子と私とモモで車で待機。
 
携帯は使えなくて、メールもしばらく使えなかったけど、調度数日前にI PotのWi fi契約してて、充電は残り少なかったけど家族にメールすることができ、とりあえず皆無事が確認できて、一安心した。
 
今一番心配なのは姪っ子を怖がらせない事。
余震の続く中、持ち出したお菓子で、車の中でキャンプだよ~ってのせてモチベーションをあげていた。笑ってくれるとこっちが元気になるそれって凄いことです
 
 
途中、弟の友達が来てくれて、日立の話をしてくれたりして、一緒に車の中に居てくれた。居てくれるだけでホントに心強かった。
 
そして、なんやかんや揺れながらも、山ガール力を発揮して、車生活を楽しんでました!だってモモもかわいい姪っ子もおねーちゃんもいるものね!!
 
とはいえ、車の中で9時間10時間も居ると外で何が起きているのかわからないし、だからといって真っ暗で移動できないし、ガソリンもあまり使えないし、外ではサイレンの音と救急車の音が鳴り止まないし、父も母も妹も、水戸の県庁から日立に向かうからって連絡以来9時間たっても帰ってこないし、水もでないし、電気もないし寒いし
 
頑張らねば、
 
それだけでした。
 
電話は相変わらず使えなかったけど、メールは段々使えるようになったら、続々と友人から安否確認のメールが、沢山沢山きて本当にどれだけうれしかったかわかりません。
 
緊急時無駄なメールは控えたほうがいいんだと思う。
 
でも大丈夫?心配だよってメールでどんだけ元気づけられたか、
 
大丈夫?って言葉でどれだけうれしかったか。
 
皆がそうやって言ってくれる度に、大丈夫だ皆がいるつながってるから、怖くないっ頑張らなきゃって、本当に思いました。
 
本とはすごくすごく怖かったから、だから携帯をずっと見てた。
 
10時間たって日付が変わったころ、ようやく、両親と妹が帰ってきた。
 
妹は県庁の16階で、母と父は地下の駐車場で地震にあったそう。
 
水戸は道路がボコボコで渋滞も酷く、橋が落ちた場所もあって封鎖されてたって
 
なんとか道を変えて帰ってきた
 
10時間か、、すごいな、、
 
でもほんとによかった、とりあえずの家と神社の様子を伝えて、布団を持ち出して皆でそれぞれ車で寝た。
 
サイレンが鳴り止まない
 
余震もひどい
 
それだけが今はとにかく
 
怖かった